いやいや、大事?と言うか、絶対に必要な物ですね(笑)

空気圧によって、乗り心地も変わってきますし、ハンドリングも変わってきます。
正しい空気圧でタイヤを使わないと偏磨耗の原因になりますので、ご自身の財布にも優しくないです。
入れすぎてもダメ。少ないのもダメ。
じゃあ、一体、どんだけ入れてればいいの??
と言う質問にお答えいたします♪

自分の車の標準タイヤサイズ、指定空気圧を知ろう!

これは一番大事です。基準になりますので、必ず知っておきましょう。
取り合えず、私のクルマカリーナEDを参考に見て行きましょう。
知っておかなければいけないのは

タイヤサイズ 195/65R14とかです。
ロードインデックス 89とかです。
速度記号 Sとかです。
指定空気圧 2.0kg/cuとかです。

一般的には運転席のドアを開けた所にシールが貼ってあります。
クルマによって、車体側や、ドア側どちらに貼ってあるかも違います。
輸入車の場合は様々です。
○ガソリン入れる所の扉の裏
○トランクの裏
○ダッシュボードを開けた所
○コンソールボックスの蓋の裏
大体この辺に書いてあります。

お車によって、荷物を結構載せる場合と、載せない場合、
スピードを出す場合と出さない場合の空気圧が別に書いてあったり、
フロントとリアで別の空気圧設定になってる場合もあります。
ご自分の車ではロードインデックスがいくつで、空気圧がいくつ必要なのかを覚えておいて下さい



ご自分の車の車輌重量、車輌総重量、前軸荷重、後軸荷重を知ろう!

これは車検証に書いてあります。

これもカリーナEDの情報です。

車輌重量 1200kg
車輌総重量 1475kg
前軸荷重 760kg
後軸荷重 440kg

前軸荷重、後軸荷重を足すと車輌重量になります。
(760kg+440kg=1200kg)

前後比は63.3:36.7になります。

車輌総重量に前後比とかけると、

前軸総重量 934kg(1475kg×63.3%)
後軸総重量 541kg(1475kg×36.7%)

になります。

フロント・リア共に、2本のタイヤで支える訳ですから、一本のタイヤにかかる重量は

フロント 467kg(934kg÷2)
リア 270.5kg(541kg÷2)

この重量をタイヤが支えなければいけません。

自分の車が走るのに必要な荷重を知ろう!

カリーナEDの場合、純正タイヤのLIは89で、標準空気圧は2.0kg/cuなので、
ロードインデックス表を見ると、耐荷重性能は一輪で485kg(ETRTO規格)になります。
(JATMA規格では520kgになります)

(ETRTOとJATMAの違いはロードインデックス表の一番上に書いてあります。)

このロードインデックス表での耐荷重性能は走行時の耐荷重性能です。
スピードレンジがSなので、スピードレンジ表から見ると、180km/hの走行に耐えられる計算になります。

実際の重量がフロントで467kg、リアが270.5kgなので、安全マージンがあまり無いパターンの車ですね。

一説によると、車輌メーカー側では、安全マージンを20%持たせていると言う話でした。

と言う事は、安全マージンを20%とろうと思った時、カリーナEDの場合、重い方のフロントで、467kg×1.2で560kgの耐荷重性能が必要になると言う事です。

LIが89のタイヤで560kgの耐荷重性能を求めると、ロードインデックス表で見ると空気圧は2.4kg/cuですね。(JATMA規格では2.3kg/cu)
しかし、195/65R14で2.4kg/cuも空気圧を入れれば、それはそれは暴れ馬の様に跳ねまくります(笑)

あくまで基準ですので、様々なテストの結果、このクルマではこの耐荷重性能で充分と言うメーカーの基準で決めているのでしょう。

ちなみに、カリーナEDの場合、フロントで4%のマージンしかありません。これはかなり恐い(笑)リアは80%ありますが(笑)
ちなみにJATMA規格で換算すると、11%のマージンがあります。
当店はミシュランがメインの為、ETRTO規格で見てしまいますが、国産のクルマに国産のタイヤを基準で考えているんですから、JATMA規格で11%だったら、11%あるんだ!と安心していいと思います。

このクルマをインチアップ(インチダウン)する場合、目的とするタイヤのLIが最大空気圧2.5kg/cuの時に485kg以上のタイヤを選ばなくてはいけないと言う事です。
JATMA規格だと560kgですね。

例えば、17インチにする場合、215/40R17のサイズになる訳ですが、215/40R17の通常のLIは83ですので、ロードインデックス表83485kgを支える空気圧を探す訳です。
2.5kg/cuで487kg支えれますので、空気圧は2.5kg/cuになりますね。

JATMA規格で560kg以上の83???あらぁ表に無いですね〜(泣)
まあ、ETRTOで見てOKなのですから、大丈夫と言う事にしておきましょう。

ここで、注意なのですが、一般的にインチアップをする際、LIを2以上下げてはダメだと言われてます。
純正89の場合は88までがOKで87からはNGと言う事です。
メーカーによっても基準が違います。2違いまではOKとするところもあります。
統一されてないみたいですね。その場合は88と87までOKで86以下がダメだと言う事になります。

ここまでの段階で、

「え?私のクルマだと、装着出来るタイヤが無い!インチアップ出来ないの!?」

と思われる方がいらっしゃると思います。
そう言う方は引き続きこの下をお読み下さい。

私のクルマインチアップ出来ないの??

上記のお読みになって、疑問になった方がいらっしゃると思います。

「え?耐荷重性能足りないよ・・・」
「空気圧って2.5kg/cu入れちゃいけないの?」
「あれ?今の俺のタイヤってやばいの??」


等と思われている方、上記の計算で耐荷重性能が足りない場合、
「本当に足りていません!」

主に、ビッグセダン、ミニバン系のクルマで17インチ、18インチ、19インチを装着しようとするとこの現象が起こりやすくなります。

じゃあ、どうすればいいのよ!?

そこで、耐荷重性能強化タイヤの出番です。

呼び名は様々ですが、一般的にはREINFORCED(レインフォースド・リーンフォースド)や、EXTRA LOAD(エクストラロード)等と呼ばれるタイヤのことです。

カタログにはRENF EXL等と表記されており、同じタイヤサイズでもLIの数値が高いんです。

耐荷重強化タイヤと言う事は荷重に耐える力が強いタイヤと認識されておりますが、これは誤解です。
実は、
内圧に耐えられる力が強いタイヤと言うのが正解です。

タイヤは内圧を上げれば上げる程、耐荷重性能は高くなりますが、どこまでも入れていい訳ではありません。
タイヤが破裂してしまいます。
普通車の場合は2.5〜3.0kg/cuです。
これはタイヤにも「MAX Pressure 250k」等と表示があります。
それ以上空気圧を上げると危険と言う事です。
内圧の限界を上げれば、耐荷重性能も上がる訳ですね。
これを可能にしたのが耐荷重強化タイヤです。

私の215/40R17の場合、通常のLIは83ですが、RENFタイヤになると、87になります。

RENFタイヤの場合は、ロードインデックス表も別になってますので、RENF用の表で見なくてはいけません。
87RENFで485kgに耐えうる空気圧は2.4kg/cu〜2.5kg/cuになります。
私の場合はRENFでもRENFじゃなくても指定空気圧が2.5kg/cu以下なので、装着可能なようです。ラッキーでした♪

簡単に空気圧指定の概算を求める方法もあります。

○ロードインデックスが1下がれば、空気圧を0.1kg/cu上げる。
○ロードインデックスが1上がれば、空気圧を0.1kg/cu下げる。
○耐荷重強化タイヤは空気圧を0.4kg/cu上げる。


これだけで、ロードインデックス表を見なくても概算の空気圧が分かります。
(正確に知りたい方はロードインデックス表を参考にしましょう)

私のクルマの場合、純正がLI89で空気圧が2.0kg/cuです。
LI83のタイヤを装着しようとすれば+0.6kg/cuで、2.6kg/cu必要です。
LI87のタイヤを装着しようとすれば+0.2kg/cuで、2.2kg/cu必要です。
LI87のRENFタイヤを装着しようとすれば、+0.2+0.4kg/cuで2.6kg/cu必要です。

実際にロードインデックス表から計算すると、2.5kg/cuなのですが、まあ、近い所でしょう。

じゃあ、REINFORCEDとかEXTRALOADとかってどこのタイヤなのよ!?

現在私が知ってる限り、パターン別で全てが耐荷重強化タイヤと言うのは無いです。
一部サイズが耐荷重強化タイヤになっている物を紹介します。

MICHELIN PILOT SPORT PS2
MICHELIN PILOT PRECEDA
MICHELIN ENERGY MXV8(215/45R17のみ)
MICHELIN PILOT PRIMACY(245/45R18,225/45R17のみ)

PIRELLI P ZERO ROSSO
PIRELLI P ZERO NERO
PIRELLI P ZERO SYSTEM
PIRELLI P ZERO CORSA
PIRELLI DRAGON
PIRELLI P6 P7
PIRELLI P6000 P3000
PIRELLI SCORPION ZERO他SCORPIONシリーズ

TOYO PROXES T1R
TOYO PROXES CT01

DUNLOP SP SPORT MAXX

YOKOHAMA S.DRIVE(205/45R17と19インチ、20インチのみ)
YOKOHAMA DNA dB(205/45R17のみ)
YOKOHAMA DNA ECOS(20インチのみ)

これからは国産タイヤでも増えてくると思われます。


最適な空気圧

最適と言うのは個人の感覚による物です。
このページで学んだ事を活かし、
安全な範囲で前後させるといいと思います。

気候、(温度・湿度)によっても変わりますので、その時期、その時期で最適な空気圧を探すといいですね。

自分の好みの空気圧の探し方

まずは、空気圧を計る際の注意です。

空気圧を計るのは毎回同じ時間帯にしましょう。

朝出かける前なら、いつもその時間にしましょう。

いつも同じゲージで計りましょう。

マイ・ゲージを持ってない人は、いつも同じ場所(タイヤショップ・整備工場・ガソリンスタンド)にある、いつも同じゲージを使いましょう。
ゲージはデリケートです。個体差が激しいからです。

温感、冷感ははっきり分けましょう。

走行前の冷えた状態と、走行後すぐの温まった状態では空気圧が違います。
計る場合はどちらとも計るか、どちらかに統一しましょう。

次に、計測の仕方です。

4輪とも計る様にしましょう。ついでに残溝のチェックも怠らずに。

パンクや偏磨耗を早く見つける事が出来ます。まあ、それだけなんですけど・・(笑)

空気圧の変更は、最初は大胆に!

標準空気圧を見つけ、空気圧を変更する際は0.3とか一気に上げ下げしましょう。
まず、思いっきり上げる方向で試して、自分が我慢出来るギリギリを探します。
ハーシュネス(突き上げ)がきつくなってきますので、これ以上は無理。と言う空気圧を覚えておきます。
(もちろん規定値以上あげちゃだめです)
次に、標準の空気圧から安全マージンが10%になる程度まで下げていきます。
これも思いっきり0.3ずつ位下げましょう。
ハーシュネス(上下の突き上げ)は緩やかになってきますが、ハンドリングが重くなってきます。
コーナーで曲がる際も、なんかかったるいような感じになってきます。
これもまた、「うわっ。ここまで下げると嫌だな。」って所の限界をチェックします。

後はこの自分の上限と下限の間で少しずつ調整すればいい訳ですね!
限界の幅が広い方は0.2ずつ上げ下げしていくとストライクゾーンが分かると思います。


まっすぐの道ばかり走っても分りにくいです。
出来れば高速や、山道などもテストし、晴れの日と雨の日もテストすればもっといいです。

出来れば、同じ道を同じ速度で、同じ入力操作でやると、ベストポジションが見つかる事と思います。



カーライフをエンジョイしたい全ての方に、快適なカーライフをお届けしたい!

そんな店長からのアドバイスページでした♪