
まずは、ホイールの種類から解説しますと、一般的には鉄ホイールとそうでないものに分けられます。
鉄ホイールはその名の通り、「鉄」で出来ています。頑丈さが売りです。
そうでないホイールの殆どは「アルミホイール」です。この他「マグネシウムホイール」等も存在します。
一般的に鉄よりアルミホイールの方が軽いので、アルミホイールの方が走行性能の向上と燃費の改善に有利です。
構造に関しては、各メーカーHPで詳しく解説してありますので、そちらをご覧下さいませ。
ここなんか詳しく載ってます。
さて、アルミホイールと言えば、本当に色んな種類がありますが、まずは大別したいと思います。
ピース(部材)の数で1ピース、2ピース、3ピースと言うホイールがあります。
鋳造と鍛造の種類があります。
区分けするとこう言う図になります。
| 1ピース |
鍛造 |
鋳造 |
| 2ピース |
リムのみ鍛造 |
鋳造 |
| 3ピース |
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鋳造 |
| 1ピース |
1つのピースから出来上がってます。繋ぎ目がありません。
工程が少ないので安く出来ます。
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| 2ピース |
2つのピースから出来上がってます。リム(わっか)とディスク(皿)を溶接して出来上がってます。
デザインの自由度が上がり、リムとディスクが別な為、オフセットが自由に調整出来ます。 |
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| 3ピース |
リムを2つ、ディスクを1つ使って構成されるホイールです。
外側のアウターリムと内側のインナーリムでディスクをサンドイッチみたいに挟み溶接・ボルトで固定します。
こちらもデザインの自由度が高く、オフセットが自由に調整出来ます。
アウターリムとインナーリムの素材を別に出来るというメリットもあります。 |
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| 鋳造 |
多くのホイールがこれです。鍋や釜と同じ鋳物です。
型枠にアルミを流し込んで作られるタイプです。
デザインの自由度が高いです。
大量生産が可能なので、安くなります。 |
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| 鍛造 |
アルミ合金を8000tもの力で圧縮する為、密度が高くなります。
その為、重量が軽く、ばらつきが少ないので、バランスもよく、何より剛性が強いです。
欠点はデザインに自由度が少ないと言う事くらいです。 |
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| リム鍛造 |
リムのみ鍛造で作り、ディスクはデザインの自由度を確保する為に鋳造です。
鋳造1ピースよりも軽く作れ、リムの剛性が高い事がメリットです。 |
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鍛造ホイールは一流メーカーと呼ばれるメーカーが作る物が殆どで、他はあまり見かけません。
BBSは殆どが鍛造です。RAYSの人気ブランド、VOLK RACINGのTE37、CE28N等も鍛造です。
スポーツカー全盛の頃は多かったのですが、最近では少ないのも現状です。
では、どのホイールを買えば良いのか??
有名メーカーの鍛造ホイールを買えば間違いないです。
が、しかし・・・・、お高いんですよね〜〜〜(ToT)
私はメーカーさんの言う事を信じてお客様に販売するのですが、アルミホイールはプロの目から見れば、粗悪な物、良質の物なんて、一目瞭然なんですよ!
見た目がきれいでもバランサーは嘘をつきませんしね!
ですから、メーカーさんが「いい!」と言って、試しに取ってみた物でも、粗悪な物があれば、「これはもう二度と仕入れない」ときっぱり言います。
そう言った付き合いの中から、メーカーの担当さんも、「ハーフマイルは厳しいから、これは紹介出来ない」と判断してくれます。
正直言って、「○○と言うメーカーの○○と言うホイールは大丈夫でしょうか?」と聞かれても、扱った事のないホイールは「分かりません」と言うしかないです。
当店のホームページで販売しているホイールは、そう言った基準をクリアした物だけを載せておりますので、粗悪品は無いですよ!
これから増えてくる、冬用アルミホイール、WINTERカタログなんかに載っている商品は、はっきり言って粗悪品が多いです・・・・。
安いから・・・と思って買うと、とんでもない目にあいます。
年中販売している商品が、冬の間だけ安い!と言うのは「買い」かも知れません。
そんな事言われても、どこがどう悪いのよ!?と言う方に説明します。
| ○センターが出てない。 |
これは最悪です。要するにホイールの中心がずれてるんです。
上下運動が激しく起こりますので、ゴツゴツした感覚になります。
その上タイヤの偏磨耗も起こりやすいです。 |
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| ○バランスがめちゃくちゃ |
これも結構多いです。良質のホイールはホイールだけでバランスを取ると、ほぼ「0」なんです。鍛造でも鋳造でもです。
しかし、粗悪なホイールは例え13インチであろうが、「これ、トラック用?」と言うほどとんでもないウェイト表示が出ます。
いくらいいタイヤを履こうが、どんな高級車に乗ろうが、いい部分はスポイルされ、しっくりしない乗り味になります。 |
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| ○エア漏れする |
アルミホイールからエア漏れ??信じられないでしょうが、事実あります。
アルミを型に流し込み成形しますが、ミクロの世界では空洞が発生します。これを鬆(す)と言いますが、これが多すぎるんです。
少量であれば、エア漏れする事はまずありませんが、この「す」が多いホイールは「す」が繋がってしまい、エア漏れの原因となります。 |
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| ○塗装が粗い |
これは見た目の部分ですが、塗装にムラがあったり、きれいに塗れてなかったりします。
見た目なんか気にしない!と言う方もいらっしゃると思いますが、これも問題があります。
タイヤのビード部分とホイールのリム裏部分が密着する事で、タイヤの空気は漏れない構造になってますが、粗悪な塗装が粗いホイールは、肝心のこの部分の塗装も粗いんです。
その結果、タイヤとホイールがしっかりと勘合せず、エア漏れの原因となります。
リムからのエア漏れは、タイヤのバーコードかホイールの塗装によるエア漏れが殆どです。 |
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どれも、当店で扱ったことのある事例です。他にもあるかもしれません。
それじゃあ、有名メーカーのホイールだったら、大丈夫なのね!?
答えは「NO」です。
大きな声で言えませんが、有名メーカーも冬のスタッドレス商戦用に安いホイールを自社ブランドとして売っています。これらの多くは日本製ではなく、粗悪な物が多いです。
日本のホイール生産の技術は世界でもトップクラスなのです。
諸外国ではMADE IN JAPANと言うだけで価格が上がったりします。
逆に、国内生産でなくとも、いいホイールを作ってるメーカーさんもあります。
これは、海外工場生産であっても品質を落としてはならないと言うメーカーさんの考えで、このメーカーさんは、抜き打ちで査察に行ったり、基準以下のホイールを返品したりと言う事をやってますので、粗悪な物が少ない海外生産物を多く販売し、実績を作ってるんです。
色々とご説明しましたが、結局の所はプロが見ないと分からない。のが現状です。
それではどうすればいいんだ!?と言う方の為に、最低限、現物が見れるのであれば、チェックすべき所をお教えします。

○塗装・・・ムラが無いか、塗装垂れが無いか、凝ったデザインのホイールで、塗りにくい隙間部分までちゃんと塗れているかをチェック!裏面・タイヤが当たるリム裏もチェック!
○バリ・・・成形の段階で、バリ取りがしっかり行われているかをチェック!(触って鋭利な部分がある物は粗悪品です。怪我をしない様に気をつけて下さい)
○裏面まで見る・・・・粗悪なホイールでもデザイン面である表面は比較的きれいに作ってあります。
裏まで塗装がきれいになっているかどうか、裏のリムがでこぼこになってないか、この辺りをチェック!
これだけでも、粗悪品を掴まされる確率は減ると思いますよ!
現物が見れないからチェック出来ない。
このチェックをしても、やはり心配だ・・・。
と言う方は、おとなしくハーフマイルでホイールを買ってください(笑)